国際結婚で生じる問題として、食の好みの違いがあるみたいですね。
私は中華系シンガポール人と結婚したので、同じアジア人同士で、食の好みは似ています。家でのご飯も私は日本の一般家庭で出されているメニューを作っていて、夫は何でも食べてくれるし手抜きメニューでも全く文句は言わないので、楽なほうかもしれません。
しかし、夫が唯一口を出してくるのが、私が中華というか中華風の料理を作った時。
ローカルの華系食材を使って料理をすると、その組み合わせにびっくりしていたり、彼なりのこだわりを前面に主張してきます。
私にすると、え、それこだわるの?!なんて感じの小さな違いなんですが、中華食材にも基本の使い方や食べ方があるみたい。
私が作ったご飯で、夫が驚き&こだわりを見せたケースはこんな感じです。
・薬膳スープに入れた冬瓜
冬瓜の皮をむいてスープに入れたのですが、それを見てかなり残念そうにしていました。皮から出汁が出るため、オリジナルは皮つきで入れるものらしい。また、食べる時には皮から実をスプーンで削いで食べたかったらしい。知らんがな。。。
・おでんに入れたYong Tao Fooセットと冬瓜
フェアプラでYong Tao Fooのセットがあったので練り物としておでんに入れて、大根に似ていると思って冬瓜も入れたのですが、
これは中華おでんだね~、ホントのおでんじゃない。と言われました。おでんを語る外国人夫。。。
↓Yong Tao Fooの練り物。Fish Pasteみたいなのが一緒になっている。
・Wrapに入れた台湾ソーセージ
台湾ソーセージの甘じょっぱい感が二人とも好きなのですが、ある日これを野菜やチーズと一緒にWrapにして出しました。するとかなりびっくりして明らかに拒否反応を示す夫。台湾ソーセージは小鉢の一皿としてか、一本まるごとフランクフルトみたいに食べたいらしい。よく分からないこだわり。
↓台湾の屋台でもよく売られている中華風ソーセージ。ハチミツや八角が入っている。
・スープに入れたレタス
よく中華の火鍋の具材でレタスが出てくるので、華系の人はレタスが好きなんかな、と思いある日スープに入れたら、スープには合わない!と言われた。。火鍋もスープのようなものなのに?!その差がわからん。
・おかゆ
シンガポールで食べられるおかゆには、Stickyな広東風とシャバシャバな潮州風があります。私たちはよく潮州風のKopi Tianのお店でいくつかの小皿と一緒にお粥を食べるのですが、ある日それを家で再現しました。すると、おかゆのシャバシャバ感が足りないとこだわりを見せてくる夫。私にしたら水っぽいのですが、お湯を足してあげてちょうど良くなったようです。
恐らくですが、彼のこだわりは、「欧米人がレモンとチリを入れた醤油でお寿司を食べているのを見てびっくりした時の日本人の感覚」と同じなのかもしれません。
Native本人にしか分からないこだわりだな。
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