Stay Homeで家で過ごす時間が長いため、普段は時間がある時にしか作らない薬膳スープを作りました。
華系の文化では、体を温めるため、そして滋養強壮に薬膳スープをよく飲むようで、義母がご飯を作ってくれる時は薬膳スープがよく食卓に並びます。スープを初めて食べた時、素朴で温かい味がして一瞬で好きになりました。
シンガポールではHerbal Soupという名前でホーカーやフードコートで売られていたり、ローカルレストランでも出されています。
鼎泰豊(Din Tai Fung)のメニューにあるチキンスープも薬膳スープの一つ。夫はこのチキンスープが大好きで、毎回必ずオーダーしているかな。あんなに透き通ったスープ、どうやって作るんだろうと思う!
この薬膳スープですが、ハーブセットとお肉やお野菜を買えば家で簡単に作れます。味付けは、だしの素やMSGなどは一切使わず、骨付きチキン/豚といくつかのハーブ、そして塩で仕上げます。少し面倒なポイントはとろ火で3~4時間くらい煮込まないといけないことですが、Stay Homeで時間があるので作ってみました。
材料
・ハーブがセットになったパッケージ(中華系の薬局などで買える。)
・骨付き肉(鶏のドラムスティックや、豚のスペアリブ、バクテー用の肉)
・瓜系の野菜(Old Cucumberなど)
・水1~1.5リットル
ハーブを水洗いし、お肉は一瞬湯通ししてから、大きめの鍋にまとめて入れて3~4時間煮込む。仕上げに塩で味を調整、と言う感じです。私はシンガポールでスロークッカーを買いましたが、普通の鍋でコトコト煮込めばOK。
最初作った時はなかなか味が決まらず、醤油をいれたら見事失敗したので、味付けは塩だけで十分です!
こんな感じ↓↓
ハーブには癖が強いものがあるので、あ、これが入ってるから違うのにしよう~など、自分の好みの材料がだんだん分かってきます。
唯一の難点が、薬膳スープを作ると匂いが蔓延すること。うちはキッチンが独立しておらずリビングと一体型なので、部屋中に匂いが蔓延します。そのためエアコンをつけず窓を開けて扇風機だけで過ごしたので、かなり暑かった!鼻の下や背中に汗をかきつつ過ごしました。シンガポール、最近益々暑いな~🌞
今回使ったハーブセットは、猴頭茹鯊魚骨湯 というもの。
一瞬、猿の頭!?やばくない?って思うけれど、猿の頭のように毛がフサフサした見た目のキノコが入っています。
猴頭茹鯊魚骨湯 ハーブの種類:
猴頭茹=山伏茸 ヤマブシタケ)というキノコ
鯊魚骨=サメの乾燥骨
黄豆 =大豆
蓮子 =蓮の実
百合 =ゆりね
陳皮 =乾燥ミカンの皮
蜜棗 =ナツメ
ちょっと癖が強い(多分サメの骨だと思う。)ですが、体力回復のために飲みました。
薬膳スープは、基本的にスープだけ飲むのが一般的らしいですが、家で作った時はお肉と野菜は食べてます。ハーブとして使われているものは食べずに無視すればOK!
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