最近、シンガポールのローカル用医療保険に入りました。
シンガポールは医療費が高いと言われていますし、実際、日本語対応をしてくれるクリニックや有名私立病院は、確かに高いです。
なのでローカルの人は医療費や医療保険っていったいどうしているんだろう?と思っていたのですが、今回、個人の医療保険に入った時に色々教えてもらって、何となく整理できたので、それについて書きたいと思います。
シンガポールのローカルが入る医療保険は、3種類あると思います。
CPFのMedisave
シンガポールで働いているローカルは年金と呼ばれるCPFに加入します。
将来にそなえる積み立てみたいなのもですが、これには3本の柱みたいなのがあります。
・老後の生活にあてる費用
・住宅購入費用
・医療費用
これらの費用は、毎月自動でそれぞれ積み立てされてゆきます。
この医療費用にあたるものがMedisaveと呼ばれるのですが、ここでカバーできるのはあくまで最低限の費用のみのため、例えば、大きい病気をしたときや、Publicの病院ではなくPrivateの病院で診察・治療を受けたい場合は自分の負担が大きくなります。
そのため、いざと言うときの備えとして個人で別途医療保険に入るようです。
会社の医療保険(福利厚生)
シンガポールの会社は、従業員への福利厚生として医療保険をつけてくれています。
この医療保険のレベルは`就業先の会社がどんなプランを選択しているかによってピンキリで、
「パネルドクターと呼ばれるその保険に提携しているクリニックで見てもらう時はキャッシュレスだけど、提携外のクリニックだと40%のみカバー」なものもあれば、
「世界中どこの国の病院・クリニックに行っても、医療費が払い戻しできる」ような夢のようなパッケージのものもあります。
コンタクトレンズや眼鏡も300ドルまで払い戻しできたり。
また歯科治療費は別枠で設定されていることが多いのですが、会社によって
「歯科治療費は1年で500ドルまでカバー」というケチなプランもあれば、
「歯科治療費は1年で1000ドルまでカバー」という良心的なものもあります。
ただし、シンガポールの歯医者も例によって高く、1回歯科検診・クリーニングに行っただけで300ドルくらいとられるので、虫歯にならないよう気を付けなければなりません。
個人の医療保険
ローカルの人は、CPFのMedisaveでカバーできない費用や、会社の医療保険でカバーできない費用が出てくるとき用に、個人で医療保険に入るようです。
私は当初、会社の保険は、入院・治療費など一般的なものはカバーしてるし、別に個人のはいらないんじゃない?と思っていたのですが、夫や現地採用*の友人たちには、別途入っている人が多かったです。
*個人の医療保険は、CitizonやPRが入るよりは割高になりますが、EPなどのビザホルダーでも入れるようです。
シンガポールで個人向けも扱っている保険会社はだいたいこんな感じだとおもいます。
・AIA
・Axa
・Aviva
・FWD
・Income
・Manulife
・Prudential
・Great Eastern
この中から、CPFのMedisaveに追加できるプランを出している会社が数社あるので、それぞれプランを比較して加入する感じかと思います。
私も数社で見積もりをとって医療保険を比較するつもりだったのですが、結局良くわからなくなったため、友人のシンガポリアンから契約しました。
友人から買ったほうが、クレーム方法などしつこく聞いても教えてくれそうだし!というのを期待して。
ちなみにこの個人用保険ですが、シンガポールでも3種類がベースとしてあるようです。
1)医療保険 ・・今回入った商品
2)老後・貯蓄用積み立て保険などの高利回りが期待できる商品
3)生命保険
日本と似たような感じですね。
シンガポールで老後を過ごすかもしれない!ということを考えて、積み立て系も買わないと、と思っています。
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