香港のダンス場で知り合ったローカルの方に、プライベートのレッスン事情について教えてもらいました。
プライベートレッスンでお気に入りの先生に習う際の費用は、ほぼ日本と変わらないようです。先生のレベルによりますが、45分あたり8000円~10000円でしょうか。
ただし、香港の社交ダンス界もやはり男性より女性の方が多く、パートナーを見つけるのは難しいようですので、パーティに行くときなどはその先生をチャーターすることが多いそうです。(パーティ代、アテンド代込みで約4500HKD=67000円ほど。)
また、海外から有名選手やコーチャーが来たときにペアで習いたい場合、お気に入りのプライべートの先生にレッスンのお相手を頼むことになるため、その際のレッスン費用がけっこうかさむようです。
プライベートの先生と仲の良い間柄の場合、プライベートの先生もコーチャーのレッスン代金を半分払ってくれることもあるようですが、通常はレッスン料金すべて自分持ち。更に、コーチャーのレッスン料金すべて自分持ち+プライベートの先生のレッスン料金 のダブルで支払う場合もあるようです。
例えば、
プライベートの先生のレッスン料金:8000円
コーチャーのレッスン料金:20000円
の場合、プライベートの先生のダンスレベルや、生徒のレベル、また先生にパートナーガいるか、など様々な状況によってレッスン費用をどのように負担するかが変わってくるそうです。
例1)コーチャーのレッスン料金(20000)を折半するのみ = 自己負担10000円
プライベートの先生にパートナーがいないとか、生徒のレベルも高く、プライベートの先生にとって格上のコーチャー先生のレッスンで習得できる内容が多い場合にこうなると思います。
例2)プライベート先生のレッスン料金(8000)は満額で払い、コーチャーのレッスン(20000)を折半 = 自己負担 18000円
この場合は、プライベートの先生のお相手料=拘束時間代としてお支払いし、コーチャーのレッスンは折半する、という形です。プライベートの先生にパートナーがいなかったり、少し負担してでもコーチャー先生のレッスンを受けたい、という気持ちが強い場合にこうなると思います。
例3)プライベートの先生のレッスン料金満額と、コーチャーのレッスン満額= 自己負担 28000円
プライベートの先生としては、生徒がペアでレッスンを受ける際の自分の拘束時間に対しての料金をレッスン料として払ってもらう。かつ、生徒の都合でコーチャーのレッスンを受けること希望しているため、コーチャーレッスン料は全て生徒負担となる、ということになると思います。
1)と3)の差がすごすぎる。。。。。
香港でも、社交ダンスをしている方は皆さん経済的に余裕がある方が多いので、3)の場合もあるようです。
余談ですが2006年頃、香港マダムが社交ダンスのプライベートの先生に対して訴訟を起こしたそうですね。その時の記事を見つけました。→こちら。
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マダムはプライベートの先生と契約し、レッスンやプロアマ競技のお相手料として約10年の間に8億円支払った。(もともとの契約は合計16億円みたいです!)。プライベートの先生がマダムに対し暴言を吐いたため、契約取り消しを希望し払い済みの8億円について訴訟を起こし、マダム側の勝訴となった。
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これ、1桁違うんじゃないかと思ったのですが、やはり億みたいです。
ダンスってハマると楽しいですし、特に競技をする場合などで一緒にいる時間が長いと色々とありますが、初心を忘れずに先生も生徒もお互いにリスペクトしあうのが大切ではないかと思います。